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光の色と見えやすさ


   光の色と見えやすさ、体の影響
NHK「試してガッテン」2009年9月9日の放送(照明)の内容をまとめました。
   
    赤み成分の多い色(=青み成分が少ない)

 ・目の水晶体がにごった場合(年をとると誰でもにごってきます)でも 字が詠みやすい

 ・胃の働き、唾液の出がよくなる(食卓向き)

 ・寝る前の照明(スタンドなど)をこの色にすると眠りが深くなる

 ・肉や、赤身の魚がおいしそうに見える
    白い色(すべての色が入っている)

 ・味に敏感になる

 ・緑の野菜がおいしそうに見える
   
   蛍光灯の光の色は白から黄色(赤みが多い)の順で 昼光色、昼白色、白色、電球色と
   なっています。

1)光の色と見えやすさ、おいしさ

光の色は赤い色が入ると、霧や、煙の中でも見えやすくなります。
光の色は赤い色が入ると、霧や、煙の中でも見えやすくなります。赤い光は散乱されにくく遠くまで通るからです。排気ガスがたまりやすいトンネルの中のランプがオレンジだったり、フォグランプ(霧灯)が黄色なのはこのためです。
人は年を取ると、誰でもレンズに相当する水晶体の中にたんぱくの小さい粒がたまってきます。ひどくたまった状態が白内障です。これが光を散乱させまぶしく感じさせます。年配の方は光の色に赤み成分のおおい、昼白色やもっと多い、白色、電球色をお勧めします。
光の色は白から黄色の順で、昼光色、昼白色、白色、電球色となります。
肉や、赤み魚は赤い色の下でおいしく見えます。反対に野菜は白い光の色の下でおいしく見えます

2)光の色と味覚

人は白い光の下ほど甘み、苦味を強く感じる
人は白い光の下ほど甘み、苦味を強く感じる性質があるようです。調理する台所は白い光の昼光色がよいようです。しかし1)で書きましたようにまぶしく感じる場合は赤い成分の多い、昼白色などがお勧めです。



3)光の色と人体への影響

    胃の働き

    夕方に一番多くの食事を続けてきた私たち人間は、夕日の
    ような環境の中で食事をすると、唾液の出方や、胃の働きが
    よくなります。ダイニングは、やや暗めの黄色い光が消化も
    よくなり、食事を取る上でよいようです。

    
    睡眠

    寝る前の光の色も睡眠の質に影響するようです。赤い色の光
    ではその後の睡眠でノンレム睡眠(深い睡眠)が長くなる結果が出ています。寝室は赤い成分が    多い照明にしましょう。

 

 

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